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タイヤラベリング

タイヤラベリング

ハンコックタイヤでは、タイヤラべリングシステムを導入し、お客様にとって価値ある情報を提供しています

「低燃費タイヤ」ラベリング(表示方法)制度について

ラベリング制動は低燃費タイヤ普及促進を図るため、グレーディングシステム(等級制動)に基づき、「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」の等級分けを行い、ラベル表記するものです。

  • 対象タイヤ:消費者が交換用としてタイヤ販売店等で購入する城東社用夏用タイヤ。
※ 詳細は「低燃費タイヤのグ旧促進に関する表記ガイドライン」をご参照ください。

タイヤの転がり抵抗とは?

自動車が走行する際には、駆動力に対してさまざまな抵抗を受けています。

具体的には、車体などが受ける「空気抵抗」。
加速時に慣性力によって生じる「加速抵抗」。
更にタイヤが回転する際、進行方向と逆向きに生じる抵抗力が あり、これが「転がり抵抗」と言います。

タイヤの転がり抵抗には、下記の3つの要因かあります。

1. タイヤの変形
走行時のタイヤの変形によるエネルギーロス。

2. 接地摩擦
トレッドゴムの路面との接地摩擦によるエネルギーロス。

3. 空気抵抗
タイヤの回転に伴う空気抵抗によるエネルギーロス。 特に、1.タイヤの変形 が9割程度の寄与となっています。

ラべルはどう見るの?

この表示のあるタイヤは、転がり抵抗性能が 「AAA」グレード、ウェットグリップ性能が「c」グレードであり、低燃費タイヤの条件を満たすため、統一マークが表記されています。

表示例 : 低燃費タイヤでない場合

この表示のあるタイヤは、転がり抵抗性能が Bグレード、ウェットグリップ性能が bグレードであることを示します。

グレーディングッステム(等級制度)について

転がり抵抗性能の等級がA以上で、ウェットグリップ性能の等級がa~dの範囲内にあるタイヤを「低燃費タイヤ」と定義し、

※転がり抵抗係数が12.1以上、ウェットグリップ性能が110以下のタイヤは当該制度の対象外。

低燃費タイヤ統一マーク
転がり抵抗性能の等級が AAA・AA・Aで、ウェットグリップ性能の等級が a・b・c・dに、該当するタイヤを「低燃費タイヤ」と定義し、「低燃費タイヤ統一マーク」が表記されています。

・グレーディングシステムに関する詳細なデータはタイヤ公正取引協議会に届けたしてあります。転がり抵抗とは走行中にタイヤが損失するエネルギーであり、転がり抵抗係数はタイヤへの荷重に対する転がり抵抗の比率です。

転がり抵抗性能マーク
単位移動郷里におけるエネルギー損失の低減性能を5等級で示します。

ウェットグリップ性能マーク
朗面が濡れた状況での、たいやのグリップ力を4等級で示します。

・転がり抵抗係数はJIS D4234:2009(ISO28580)を用いて測定してます。 ウェットグリップ性能は路面が濡れた状況でのタイヤの グリップ力(制動時のグリップ力)であり、EU規則wetgripグレーディング試験法(案)(Test Method for tyre wet grip grading(C1 Type))を用いて測定しています。

転がり抵抗係数 (RRC)​ 等級​
RRC ≤ 6.5 AAA
6.6 ≤ RRC ≤ 7.7 AA
7.8 ≤ RRC ≤ 9.0 A
9.1 ≤ RRC ≤ 10.5 B
10.6 ≤ RRC ≤ 12.0 C
ウェットグリップ性能 (G)​ 等級​
155 ≤ G a
140 ≤ G ≤ 154 b
125 ≤ G ≤ 139 c
110 ≤ G ≤ 124 d

この制度に関する詳細については、(社)自動車タイヤ協会(JATMA)のホームページをご覧ください

http://www.jatma.or.jp/labeling

・転がり抵抗及びウェットグリップ性能は、空気圧や横の深さ、及び使用条件などによって異なります。

・タイヤの転がり抵抗の低減は、一般的には車両燃費の改善に寄与しますが、その低減幅は実車燃費の改善率を示すものではありません。